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2026年度 理事長所信

一般社団法人猪苗代青年会議所
2026年度 理事長所信

理事長 六角 新

− モノ語りからはじまるコト創り −
~古き良きモノを語りコトを生み出そう~

∼はじめに~
私は高校卒業後、地元を離れ建築の修行に岩手県の工務店に住込みで働いていました。車もなく、友達もいない、右も左もわからない、話している言葉もわからない地域で6年間勤めていました。岩手県には岩手山に海の幸が豊富な三陸海岸など自然の魅力が多く、地元のお祭りも盛んで活気ある場所でした。そんな生活の中、猪苗代の環境や幼少期に生活の中にあった出来事などを思い返すことが多くありました。他地域での生活を経験したことで、猪苗代で育った自分は恵まれた環境だったと感じることができました。
2010年に猪苗代に戻り、2016年には事業継承をしました。東日本大震災やコロナを経験し、建築の業界は「物売り」から「コト売り」に変化してきました。
ただの「物」を売るのではなく、そのモノに価値を付け、出来るまでの思いやストーリーを植え付けることで初めてお客様が目を向けてくれるのです。この変化は建築の世界だけではないはずです。
少子高齢化に伴い、当時町内7校あった小学校も2校まで減り、学校生活やスポ少などで当たり前のように行い、体験してきたことが今では当たり前ではなくなってしまいました。一家庭だけでは難しくなっている少年期における経験や体験を青年会議所が担い、これからの時代を創る若者に向け、魅力的で美しい地域や人に宿る歴史、培った経験の古き良き「モノ語」から新しい未来への「コト」を創り、体験と経験を提供することで、また新たなモノ語りが生まれます。そのモノ語りが未来の財産となり、人口減少などのネガティブ要素を上回るこれからの明るい磐梯高原エリアを創る人財と豊かな地域を育てなければいけません。

∼事業展開と「コト」創り~
私が経験したように、少年期に体験した事は、「猪苗代ではこんなことをやったな」と、四季を通して思い出すものです。

少年期を中心に磐梯高原エリアに有り余る自然や文化、アクティビティ、それらをいかしたスポーツなどを体感し、経験することで、猪苗代にはこんなモノがあり、こんなコトができると自信をもって発信できるような新しい時代の旗手となる人財を育てます。
磐梯高原エリアだからこそ出来る事業の企画運営と、行政や民間、他団体と連携し継続的な事業を運営し、活気ある青年会議所にしていくことで、個々の成長と地域の活性化に繋げていきます。

~組織力向上と変化~
行政や他団体の協力を得る上で、組織の運営的な能力の向上も必要不可欠と考えます。少ないメンバーだからこそ一致団結し、他を招く総会を始め、節目となる事業の運営や設営など、他の業務に追われ、ないがしろになっていたものを見つめなおし、体制を整えていくことが必要です。
私を含め、経験の浅いメンバーが多いため、セレモニーをはじめとする基礎を見つめなおし、メンバー全員で深掘りし、まずは一歩ずつ確実に地盤を固めて一人ひとりの意識を高めます。
これからを担うメンバーの強い結束力と行動力を育むことで、組織力向上を図ります。

∼おわりに~
「変化できる者が生き残る」ダーウィンの有名な名言にもあるように、ビジネスや組織を運営し継承していく我々にも大きく関わる言葉だと感じております。
解散という言葉もチラつく中、新しい風を吹き込み、良いものは継承していく。一人ひとりが、これからの組織の在り方を考え、新しい時代へ柔軟に変化できる環境を創造しなければいけません。
私が思うリーダーシップは「俺について来い!」ではなく、一歩下がった位置から手綱を引くことです。一人ではできません。終わりを考えるのではなく、どのようにしたら続けていけるかポジティブで柔軟な思考を持ち、「楽しそうだ」「自分も混ざりたい」と思われるような雰囲気を作っていくことが私たちの役割です。
組織の形は変わっても志を次世代につなぐというJCの本質を叶えられるよう、持続可能な組織と磐梯高原エリアの魅力ある地域を共に創りましょう。

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