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「ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代」開催御礼

 11月3日、4日に開催したウォールアートフェスティバルふくしまin猪苗代は、延べ2,000人の来場を得て大盛会のうちに終えることができました。会場まで足をお運びいただいた皆さま、本当にありがとうございました。学校という特別な会場で、教室や廊下をキャンバスにした壮大な作品を多くの皆さまにご覧いただき、アートを通して新しい猪苗代の魅力を体感してもらうことができました。当日は4会場となりましたが、各会場を巡ってライブペイントやワークショップを楽しむ姿が数多くあり、普段はアートにあまり触れる機会がない方々にも、身近に芸術の秋を楽しんでいただけたように思います。

 アートは見る人を選びません。また、言葉も必要とせず、感じ方は人それぞれです。実際に今回訪れた方々を見ていると、お気に入りを見つけたり、実際ワークショップに参加したり、特別な“何か”を感じたり、大人も子どもも目を輝かせていました。そんな姿を見て、改めてアートの持つ力の大きさ思い知るとともに、ウォールアートフェスティバルの成功を確信しました。

 子どもたちに表現の自由さ、豊かさを感じてほしい、また、普段見慣れている地元の光景が、外から来たアーティストによってどのように表現されるかを見てほしい、そんな思いで町内の学校を3校選定し、アーティストにも子どもたちと給食を共にしての滞在制作をお願いしました。翁島小学校、吾妻中学校では子どもたちが日に日に変化していく作品の様子を間近で見るだけでなく、制作にも参加する機会がありました。今回の経験が子どもたちの感性にどのように働きかけ、どのような影響を与えたのか、その答えは何年か後に大きくなった子どもたちが教えてくれるでしょう。猪苗代高校では、生徒が自ら手を挙げて実行委員会に入ってくれました。また当日もボランティアとして運営に協力をしてくれた生徒もいます。地元を愛し、何とか盛り上げたいと思う学生の存在は、猪苗代町の明るい未来そのものです。このように、今回のウォールアートフェスティバルふくしまin猪苗代は、関わった人すべてに様々な影響を与えながらどんどん大きなものになっていきました。それは私たちの想像を超えて、本番が終わった今も続いています。

 今回、猪苗代町に素晴らしい作品を残して頂いたアーティストの皆さまには心より感謝致します。いずれの作品も猪苗代ならではの世界が表現されており、見るものを惹きつけてやみません。これらの作品は、猪苗代町の宝として、誇りとして今後も大切に守ってけるようその道を探ってまいります。

 最後になりましたが、ウォールアートフェスティバルふくしまin猪苗代開催にあたりご協賛をいただきました皆さま、会場を提供いただいた翁島小学校、吾妻中学校、猪苗代高等学校の学校関係者の皆さま、オープニングを盛り上げてくれた翁島小キッズサポータの子どもたち、運営にご協力いただいたスタッフの皆さま、様々な形でサポートを頂いたすべての皆さまに深く感謝致します。ありがとうございました。

ウォールアートフェスティバルふくしまin猪苗代実行委員会
実行委員長 楠 恭信

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